金沢T&Dクリニックは甲状腺や糖尿病や生活習慣病の患者さんのための専門のクリニックとして2019年に開院されました。特に甲状腺疾患に力を入れており、日本甲状腺学会の認定専門医施設として認定を受けています。
開院からご使用いただいている「卓上型生化学自動分析装置 ビオリス®30i」と「臨床検査システムメディシスリンク」について、織田展成院長よりお話を伺いました。
検査室についてご紹介ください。
当院は、甲状腺疾患と糖尿病などの生活習慣病を中心としたクリニックであり、血液検査が重要な指標となります。血算のみならず、生化学検査、免疫学検査、尿検査など一通りの検体検査を院内にて行っています。採血を行う処置室の一角に検査スペースを設けているため、採血からスムーズな検査に繋がっています。
一日の検査数を教えてください。
一日平均20~30名の検査を行っています。ビオリス®30iにおける生化学検査は項目数で計算すると約300テスト/日になります。
検査の運用を教えてください。
全ての分析装置の検査結果は40~60分後に揃いますが、検査の進捗は、メディシスリンクによりリアルタイムで表示されます。そのため、処置室から離れた診察室でも検査状況を把握できており、長時間患者さんをお待たせすることがないようにしています。診察時にはメディシスリンクにて患者さんの過去の検査結果を時系列報告書として印刷し、診療に活用しています。
ビオリス®30iの導入経緯を教えてください。
当院はきめ細やかな診察を心がけています。患者さんが何度も来院される負担を減らすため、当日中に検査結果の説明を行っています。そのためにもある程度の処理能力を有し、多くの項目を安定して測定できる装置としてビオリス®30iが良いと考え導入しました。コンパクトであること、HbA1cも測定できる点も導入の決め手となりました。
お使いになった感想やリクエストがあれば教えてください。
ビオリス®30iで改善を期待することは、試薬の補充です。専用の試薬ボトルへ試薬の移し替えが容易になれば嬉しいです。トラブルが生じた際は、カスタマーサポートの方に対応していただいており、助かっています。
金沢T&Dクリニック
〒920-0818 金沢市大樋町3-4
https://tdc-kanazawa.jp/
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