当ページは医療従事者の皆様を対象に作成しております。

移動式免疫蛍光分析装置AFIAS
PCT Plus テストカートリッジ

細菌性敗血症の鑑別診断および重症度判定に有用とされています。

カタログダウンロード(PDF:0.97MB)

測定範囲は0.02~50ng/mL時間分解蛍光法(TRF法)で測定測定時間は13分微量検体で測定毛細管血での測定オールインワンカートリッジ性能検体間の相関性も良好試薬仕様

POINT

プロカルシトニン(Procalcitonin:PCT)はカルシウム代謝に重要なホルモンであるカルシトニン の前駆蛋白であり、甲状腺のC細胞で生成されます 1)  。
通常は代謝によってカルシトニンに変換されるため、健常人の血中にPCTはほとんど存在していません 2) 。
Assicotらは細菌感染でカルシトニンが血中CRPより早期に増加すること、PCT濃度が感染の重症度と相関することを初めて報告しました 3) 。
菌体や毒素などの作用によって産生される炎症性のサイトカインの刺激によりPCTが多臓器から産生・分泌され、その血中濃度が著しく上昇します 4), 5) 。細菌性敗血症の鑑別診断および重症度判定に有用です 3) ,6) ,7) 。近年、新生児においても髄膜炎や菌血症などの重症細菌感染症の判定に優れていることが報告されました 8) 。

01測定範囲は0.02~50 ng/mL

敗血症の鑑別診断のカットオフ値である0.50 ng/mL未満を診断するため、また重症度判定のカットオフ値:2.00 ng/mL上の診断のどちらにも有効な測定範囲です。

02時間分解蛍光法(TRF法)で測定

TRF法を用いることで、下限値0.02ng/mL までの高感度測定を可能にしました。

時間分解蛍光法(TRF法)は、発光時間が長く、検出しやすい 蛍光波長をもつユーロピウムを標識物質として利用しています。

目的物質と結びついたユーロピウムは、判定を阻害するノイズ光が消光しても、蛍光が持続します。そのため、ユーロピウム蛍光のみとなった状態で検出することができ、高感度測定を実現します。

03測定時間は13分

測定開始から結果出力まで約13分で検査室品質の定量データが得られます。迅速に結果が得られることで検査の即時性を実現します。

04微量検体で測定

全血、血清、血漿いずれかの検体100μLを使用します。抗凝固剤はEDTA、ヘパリン、クエン酸ナトリウムを使用してください。

05毛細管血での測定

専用のCチップを用いて指先、乳幼児の踵(かかと) からの毛細管血、静脈血の全血30μLにて測定することが可能であり、遠心分離機が必要ありません。
(抗凝固剤はEDTA、ヘパリン、クエン酸ナトリウムを使用してください。)

06オールインワンカートリッジ

検査に必要な消耗品はカートリッジだけです。ひとつの箱につき1個の校正用IDチップが同梱されており、装置に挿入することでキャリブレ-ション情報が記憶されます。

同一ロットの場合、校正用IDチップの再挿入は必要ありません。

07AFIASによるPCT測定の性能証明

本品と既承認品との相関性を検討したところ、以下のとおり良好な結果が得られました。(*製造元データ)

【ECLIA法との比較】n=100

本品(血清)とECLIA法(血清)との相関性
直線回帰式:y=1.0008x + 0.0997
相関係数:R =0.9905

【ECLIA法との比較】n=100

本品(全血)とECLIA法(血清)との相関性
直線回帰式:y=1.005x + 0.1154
相関係数:R =0.992326

【ELFA法との比較】n=100

本品(血清)とELFA法(血清)との相関性
直線回帰式:y=0.9968x + 0.1647
相関係数:R = 0.9903

【ELFA法との比較】n=100

本品(全血)とELFA法(血清)との相関性
直線回帰式:y=0.9966x + 0.2324
相関係数:R = 0.987801

08検体間の相関性も良好

全血検体と血清検体の相関性

直線回帰式:y=0.9915x + 0.1653
相関係数:R = 0.9892

全血検体と血漿検体の相関性

直線回帰式:y=0.9868x + 0.2872
相関係数:R = 0.9892

【参考文献】
1) Becker KL, Nylén ES, White JC, Müller B, Snider RH Jr.: CLINICAL REVIEW 167 Procalcitonin and the Calcitonin Gene Family of Peptides in Inflammation, Infection, and Sepsis: A Journey from Calcitonin Back to Its Precursors. J. Clin. Endocrinol. Metab. 89(4):1512-1525 (2004)
2) Snider RH Jr., Nylén ES, Becker KL: Procalcitonin and its component peptides in systemic inflammation: immunochemical characterization. J. Investig. Med. 45(9):552-560 (1997)
3) Assicot M, Gendrel D, Carsin H, Raymond J, Guilbaud J, Bohuon C: High serum procalcitonin concentrations in patients with sepsis and infection. Lancet. 341:515-518 (1993)
4) Dandona P, Nix D, Wilson MF, Aljada A, Love J, Assicot M, Bohuon C: Procalcitonin increase after endotoxin injection in normalsubjects. J. Clin. Endocrinol. Metab. 79(6):1605-1608 (1994)
5) Harbarth S, Holeckova K, Froidevaux C, Pittet D, Ricou B, Grau GE, Vadas L, Pugin J: Diagnostic value of procalcitonin, interleukin-6, and interleukin-8 in critically ill patients admitted with suspected sepsis. Am. J. Respir. Crit. Care Med. 164(3):396-402 (2001)
6) Naoki Aikawa, Seitaro Fujishima, Shigeatu Endo, Isao Sekine, Kazuhiro Kogawa, Yasuhiro Yamamoto, Shigeki Kushimoto, Hidekazu Yukioka, Noboru Kato, Kyoichi Totsuka, Ken Kikuchi, Toshiaki Ikeda, Kazumi Ikeda, Kazuaki Harada, Shinji Satomura: Multicenter prospective study of procalcitonin as an indicator of sepsis. J. infect. chemother. 11(3):152-159 (2005)
7) Liliana Simon, France Gauvin, Devendra K. Amre, Patrick Saint-Louis, Jacques Lacroix: Serum Procalcitonin and C-Reactive Protein Levels as Markers of Bacterial Infection: A Systematic Review and Meta-analysis. Clin. Infect. Dis. 39:206-217 (2004)
8) Karen Milcent, Sabine Faesch, Christèle Gras-Le Guen, et al.: Use of Procalcitonin Assays to Predict Serious Bacterial Infection in Young Febrile Infants. JAMA Pediatr. 170(1):62-69 (2016)

試薬仕様

測定原理 時間分解蛍光法(TRF法)
測定時間 13分
検体種別 全血、血漿、血清(EDTA、クエン酸ナトリウム、ヘパリン)
検体量 一般モード:100μL / Cチップモード:30μL 
測定範囲 0.02~50 ng/mL
貯蔵 2 ~ 8℃
有効期限(製造後) 24ヵ月
製造販売届出番号 30100EZX00027000
JANコード 4580262049239

キットの構成

カートリッジ 24回用(2個ずつアルミの袋に封入)
ピペットチップ 24本
Cチップ 24本
AFIAS PCT Plus テストカートリッジ専用校正用IDチップ 1個
テストカートリッジ一時保管用袋 1枚

別売品

品名 容量 貯蔵 有効期限
(製造日より)
JANコード
AFIAS PCT Plusコントロール 1ml用×2濃度 冷蔵2~8℃ 12ヵ月 458026049369
AFIAS PCT Plusキャリブレーター 1ml用×2濃度 冷蔵2~8℃ 12ヵ月 4580262049307

AFIASシリーズ

患者様に効率的な血液検査を目指した、1台で多項目の免疫検査に対応した卓上型全自動小型免疫検査装置です。
約4~13分で検査室品質の結果を報告します。

AFIAS-6 蛍光アナライザー

1台で最大6検体を同時測定します。連続測定、同時測定などフレキシブルな検査を可能にします。

詳細はこちら

AFIAS-1 蛍光アナライザー

1台で1検体ずつ測定します。様々な臨床現場に設置することができるようコンパクトなデザインです。

詳細はこちら

AFIAS用 テストカートリッジ

分析測定機器『AFIASシリーズ』の専用試薬です。
検査項目に合わせた高感度検出技術と特異度を向上する技術を採用しています。
オールインワンカートリッジにより簡単に操作頂けます。

AFIAS CRP テストカートリッジ

CRP(C反応性タンパク)測定は、プライマリ・ケアにおける炎症の診断において重要な役割を果たしています。

詳細はこちら

AFIAS PCT Plus テストカートリッジ

プロカルシトニン測定は、細菌性敗血症の鑑別診断および重症度判定に重要な役割を果たしています。

詳細はこちら

AFIAS D-Dimer テストカートリッジ

Dダイマー測定は、循環器領域でも特に深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症を診断する際の補助に使われる凝固マーカーです。(発売準備中)

詳細はこちら

AFIAS COVID-19 抗体 テストカートリッジ

全血(穿刺血または静脈血)、血漿または血清中の現在または過去の感染による総SARS-CoV-2抗体を検出します。
*研究用試薬

詳細はこちら

当ページは医療従事者の皆様を対象に作成しております。

カタログダウンロード

こちらよりカタログをご確認いただけます。

東京貿易メディシス 製品情報

その他製品情報はこちらからご覧いただけます。

お問い合わせ

  • カタログ請求・各種お見積り等
    に関するお問い合わせ

    03-6841-8703(代)

    • 平 日:9:00~17:30
    • 土日祝:休み

    その他営業所の連絡先はこちら

  • 保守・修理・点検
    に関するお問い合わせ

    0120-11-3040

    • 平 日:9:00~17:30
    • 土曜日:9:00~17:30(電話対応のみ)
    • 日 祝:休み
  • 注文先及び納期
    に関するお問い合わせ

    080-5688-3138

    • 平 日:9:00~17:30
    • 土日祝:休み

その他のお問い合わせ

メールフォームでのお問い合わせ

あなたは医療関係者ですか?

当ページは医療関係者を対象とした情報を掲載しております。

一般の方への情報提供を目的としたものではありません。

医療関係者は「はい」を、
それ以外の方は「いいえ」をクリックしてください。