ふじた糖尿病内分泌内科クリニックは2017年9月に開院、2020年9月で開院3周年を迎えられました。
約8割が糖尿病患者様であり、管理栄養士と連携して診察を行っている藤田延也院長に東京貿易メディシス製「卓上型生化学自動分析装置ビオリス® 30i」及び「臨床検査システムメディシスリンク」を導入された経緯や運用についてお話を伺いました。
糖尿病診断についてご紹介ください。
糖尿病診断において重要なことは「現在の状況を数値として把握すること」です。診断においても今の身体の状態を患者様に数値として見せることが重要であると考えています。
リアルタイムで診断することに力を入れていらっしゃると聞いています。
院内に各種検査装置を導入しています。通常、検査センターに外注すると早くても来院・採血から3日後でないと検査結果が返却されず、患者様は検査結果と診察のために再度来院しなければなりません。当院では患者様のご負担を減らし、リアルタイムで診療することが重要であると考え、院内に検査装置を導入しています。
当院の検査室は技師の動線を考えた設計になっており、一連の作業がしやすい配置となっております。1日40名、多いときは60名の検査を院内で行っております。生化学・血算・尿・免疫測定を行っていますが、検査を実施するうえでデータの質や、精度管理の重要性を考慮し、臨床検査技師 2名が勤務しております。
生化学分析装置導入にあたっては、どこに重点を置いて選定されたのでしょう。
院内検査を行うクリニックでは小型分析装置であることが必要条件であり、その条件を満たす装置としてビオリス®30iの導入に至りました。また、本院は県内において唯一糖尿病連携手帳に検査データをシール化し貼付しています。糖尿病連携手帳は患者様の血液検査結果を記録する手帳であり、従来は各検査項目を手書きしていました。しかし、本院では各種検査データをメディシスリンクと連動させ、検査データをシール印刷し、手帳に貼付することで、業務効率化につなげました。
患者様の栄養指導についても大変力を入れていらっしゃると聞いております。
当院では3名の管理栄養士と連携して患者様の栄養指導にあたっております。「腹八分目にしてくださいね」「味の濃いものはひかえてくださいね」という指導が多いですが、栄養指導にはもっと具体的な指示・指導が重要です。患者様に寄り添い、「今」を診断・診察することを大切にしていきたいと考えています。
ふじた糖尿病内分泌内科クリニック
〒321-0967 栃木県宇都宮市錦1 丁目565-1
http://fujita-dm.com/
当ページは医療従事者の皆様を対象に作成しております。
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