トマト内科 糖尿病・高血圧・甲状腺クリニックの増渕孝道院長は、ヤマハ株式会社にて楽器の開発者をご経験された後、医師の道に進まれました。
豊富な社会経験と沢山の健診に携わったご経験から予防医学の大切さを患者様にお伝えしてきた増渕院長に東京貿易メディシス製「卓上型生化学自動分析装置ビオリス®30i」のお話を伺いました。
来院すると先ずカフェが目を引きますが。
クリニックでの待ち時間や検査結果が出るまでの待ち時間をカフェで過ごしていただくことで、患者様のストレス低減になればという思いから、カフェを併設しています。
遠方から増渕院長の診察を受けに患者様がいらっしゃると聞いています。
福島県、茨城県、群馬県、埼玉県から甲状腺疾患や糖尿病の患者様が来られます。TPO抗体、Tg抗体の免疫項目は栃木県内の比較的大きな病院でも測定を行っていない項目です。甲状腺疾患をお持ちの患者様に限らず、診察と検査結果を1回で終了できることはメリットが大きいと思います。また、最近はフェリチンとシスタチンを新項目として追加し、ビオリス®30iで測定しています。
ビオリス®30iの導入経緯をお聞かせください。
操作性を考えるとドライケミストリーによる生化学検査がいいと思っていました。ところが、処理能力が低く、試薬代が高かったのです。それに比べてビオリス®30iはランニングコストもリーズナブルで当院の期待する処理能力でした。現在は患者様が1日平均100名来院され、そのうちの約8割の患者様が血液検査を受けられるので、ビオリス®30i1台では間に合わないほどです。東京貿易メディシスには、コンパクトサイズのまま現在の処理能力を上回る次世代機を期待しております。
お使いになったご感想をお聞かせください。
初診で体調不良を訴えられた患者様に血液検査をしたところ肝項目GOT、GPT、γ-GTPが基準値よりはるかに高値であり、がんの疑いがありました。当院に来院されて、血液検査をその場で行ったからこそ発見できたことです。このようにすぐに大規模病院への紹介が必要だと判断することができるのも検査データがあるからです。初診の患者様の状況がわからずに診断・処方することはリスクがあります。そのため検査データは非常に重要です。
トマト内科 糖尿病・高血圧・甲状腺クリニック
〒321-0151 栃木県宇都宮市西川田町851-2
https://tomatoclinic.jimdofree.com/
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